違法コピーDVDを購入するとどうなる!?
有料無修正動画サイトの配信作品などをDVDに書き込み、大量に複製して販売しているいわゆる違法裏DVDの通販サイトってやつが、ネット上には山ほど存在している訳ですが、そんなサイトの運営者が、毎日のように摘発されているのはご存知ですか!?毎日のように摘発され、毎日のように新たにオープンする・・・そんな事が繰り返されているのが現状なんですよね~。orz
自宅でわいせつDVD“5万枚”複製 42歳の男逮捕
わいせつなDVDを販売する目的で所持していたとして、42歳の男が逮捕されました。自宅からは5万枚のDVDが押収されています。東京・国分寺市の吉田聡容疑者は、インターネットサイトで販売するため、9日にわいせつなDVD2枚を所持していた疑いで現行犯逮捕されました。警察によりますと、吉田容疑者は、パソコン16台とダビング機35台を使って自宅アパートでわいせつなDVDを1人で複製していたとみられ、約5万枚のDVDが押収されています。インターネットサイトで1枚400円から1600円で販売していたということです。吉田容疑者は取り調べに対して、「これで生活していた。月60万円から70万円を売り上げていた」と容疑を認めています。
【参照元】http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20121110-00000013-ann-soci
テレビ朝日系(ANN) 11月10日(土)15時11分配信
(ニュース動画の配信は終了しました)
こんなニュースをたまに見かけることがあると思うのですが、実は、ほとんど毎日のように同じようなニュースが流れているんです。
今回は単独犯で、毎月60万円~70万円の売り上げと規模は小さいのですが、毎月数千万単位の売上げを上げているような組織が摘発されたというニュースも決して少なくはありません。
それにしても、いったいどれくらいの人が、このような違法裏DVD通販サイトを利用しているのでしょうか!?
今回のケースでザックリと計算してみると、相場はだいたい1枚500円程度でしょうから、売り上げ平均が月65万円だとすると、単純計算で毎月1,300枚程度販売していたという事になります。1人当たり平均で5枚まとめて購入していたとして、ザックリ毎月260人程度のユーザーが利用していたという事になります。これはあくまでも単独運営の小規模なケースです。
ちなみに、毎月1,000万円売り上げている違法裏DVD通販サイトを上記ケースに当てはめてみると、ザックリ毎月4,000人程度の利用者がいるという事になります。こんなサイトがネット上には大小山ほどある訳ですから、それこそ恐ろしい数の人たちがこのような違法裏DVD通販サイトを利用しているという事になります。
で、ニュースでは、逮捕された運営者の事しか報道されず、利用者(購入者)については、何も触れていませんよね!?利用者(購入者)はどうなるのか!?
おそらく基本的には何も起こりません。特別なケースでは、事情聴取くらいされる可能性はあるでしょうが・・・。
ただですね~、違法裏DVD通販サイトの運営者が摘発されると、当然の事ながら色々な証拠資料が押収される訳です。その中には必ず顧客リストが含まれるんですよ~。つまり、利用者(購入者)の個人情報が警察に押収される訳です。そして、警察のサーバーには、利用者(購入者)の個人情報が半永久的に保存される・・・ある意味犯罪予備軍のブラックリストのようなものです。
ただ、ブラックリストに載るくらいならまだいいんですよ~。何気にこんなこと(↓)に巻き込まれるケースも少なくないんです。
“エロDVD”詐欺に注意を!“告発”チラつかせ金銭要求
男のスケベ心につけ込む、新手の詐欺の存在が明らかになった。アダルトDVDや児童ポルノ購入者に対する「告発状」なるものを不特定多数に郵送し、連絡してきた人から金銭を要求するものだ。中には、40万円をだまし取られたケースまであるという。
「あなたの行為は法律に違反しています」
思わずドキッとするような、こんな文言が盛り込まれた手紙が突然送りつけられる被害が続発している。女性や児童の支援をする特定非営利法人(NPO)をかたる送り主のターゲットは、違法なわいせつDVDや児童ポルノなどを購入した経験がある人たち。
「被害者女性の強い意向により事件証拠(購入履歴、金融機関履歴等)を提出し告発致します」と脅し、連絡を要求。まんまとひっかかった人から金銭をだまし取るのだ。「児童や女性に対するこのような行為は非人道的で絶対に許されません」と強調する手口も共通しているという。
国民生活センターによると、被害は全国規模に波及している。各地の消費生活センターには、昨年ごろから被害相談が増え始め、今年3月には相談件数は103件にまで達したという。
【参照元】http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/563138/
顧客リストが方々に出回っているという事ですね。まぁ、所詮は違法業者に自ら何らかの個人情報を開示してしまっているのですから、自業自得と言わざるを得ません。このような顧客リストは、色々と巡り巡って、上記のような詐欺の他にも色々なパターンで利用されてしまう運命にあります。警察のブラックリストだけでなく、詐欺師連中のカモリストにも半永久的に登録されてしまうという事です。
何度も申し上げていますが、現状の日本の法律の下、安心安全に無修正動画を楽しむには、著作権管理のしっかりした海外運営の有料無修正動画配信サイトを利用するしか方法がないという事を肝に銘じておくべきです。安易に訳の分からないサイトなど利用しないようくれぐれもご注意下さい!